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支部長挨拶(H21~22年度 月永 洋一)

日頃より,(社)日本コンクリート工学協会東北支部の諸活動につきましてご理解とご協力をいただき,厚くお礼を申し上げます。

東北支部は,北海道支部、中部支部、近畿支部に続き第4番目の支部として1995年(平成7年)10月に誕生しました。会誌「コンクリート工学」1995年11月号の会告には東北支部発足の記事が掲載されております。この号では「阪神・淡路大震災に学ぶ」とする特集が組まれており,当時の会誌はB5版で編集されていました。なんとも懐かしさを覚えるところです。

それから14年。この間,歴代支部長のリーダーシップと役員各位の連携のもと,東北地方のコンクリート全般に関する学術および技術の発展を目的として精力的に活動が続けられてきました。

現在の東北支部には,役員会,役員幹事会のほか,研究委員会,表彰委員会、研修委員会、講習会運営委員会およびホームページ運用委員会が設置されています。

昨年度の活動を例にしますと,研究委員会では,コンクリートの「打継ぎ目」「ひび割れ」「LCC」および「凍害」をそれぞれのテーマとする4つの専門研究委員会が組織され,実りある調査研究活動が行なわれました。表彰委員会では「論文賞」「技術賞」「奨励賞」「作品賞」および「功労賞」の各賞を選考し,総会の席上において賞の授与と表彰を行ないました。研修委員会では「コンクリート診断士のための勉強会」を開催し,現場実習を含めた技術研鑽のための研修会を行ないました。講習会運営委員会では「コンクリート診断士」や「コンクリート技士・主任技士」など,東北地区として仙台市で開催される講習会や試験実施のための運営実務等を担当しました。ホームページ運用委員会では,支部全般の活動の情報発信のため,随時,情報の更新を行っています。

 

以上のように,東北支部では精力的に諸活動を展開しておりますが,本部主催行事であるコンクリート工学年次大会につきましては,支部設立後の1999年(平成11年)と2007年(平成19年)の2大会について仙台市で開催し,東北支部役員会が実行委員会としてその主務にあたりました。また,2005年(平成17年)には,東北支部設立10周年記念事業を開催し,「東北支部10年の歩み」と題する冊子をまとめて,それまでの活動の記録を整理するとともに,次の10年を見据えた活動を考える機会として記念式典を盛会裏に開催しました。

 

(社)日本コンクリート工学協会東北支部は,今後も東北地方におけるコンクリートのあり様を考えつつ,更なる飛躍をめざして活動してまいります。引き続きご協力ご支援をくださりますようお願い申し上げます。


2009年7月

(社) 日本コンクリート工学協会東北支部
支部長 月永洋一

第9代支部長 月永 洋一

​(H21~22年度)

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