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支部長挨拶

 この度、公益社団法人日本コンクリート工学会東北支部長を仰せつかることになりました東北学院大学の武田です。平成7年に東北支部が発足して以来、15代目の支部長となります。どうぞ宜しくお願い致します。
 改めて支部長となったことで、現状の東北支部について考えてみました。
 研究委員会活動に関しては、現在、4つの委員会が活動しております。研究テーマは、いずれも東日本大震災関連のテーマのものとなっており、地元の現状に密着した研究が行われております。また、震災後10年となる節目に、東北支部主催のシンポジウムが開催予定であり、その場においてもこれらの研究成果の発表が予定されており、地元から全国にこれらの情報を発信できればと考えております。なお、これらの研究委員会の活動期間は、いずれも2022年3月までとなっており、継続性が必要なテーマには今後も活動することを検討し、新規課題の募集も行いながら、地域に根ざした活動やその活動報告を今後も継続して行きたいと思います。
 また、支部長の任命についても検討が必要と考えております。歴代支部長を調べたところ、三浦先生から始まり石川先生までは、ほぼ土木系と建築系が交互に担当しておりましたが、それ以後は土木系が続く状況になっております。建築系のコンクリート専門の教員が少ないこともありますが、大学教員以外からの推薦や計画的な担当案など皆様とどうあるべきか議論していきたいと考えております。
 最後に、コロナ禍だからこその活動も実施したいと考えております。現在、ワクチン接種が進み、来年度には従来通りの活動が出来るようになっていることを願ってはおりますが、コロナ禍で身に付けたオンラインスタイルもうまく取り入れながら、多くの幹事・役員および会員等が参加できるような支部活動を実施したいと考えております。その為にも、皆様のご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

支部長:武田 三弘 

​(東北学院大学 教授)

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